配信セッティング(Zoom+OBS+YouTubeLive)公開します!

「Comode”Online”ライブパーティー#4」の配信セッティング(Zoom+OBS+YouTubeLive)を公開します!

こんにちはComodeの松井です。

リアルでのライブイベントが思うように開催できない日が続いていますが、そんな中で配信にチャレンジされた方、これからやってみようと思ってる方いらっしゃるかと思います。

Comodeライブパーティー」という居酒屋さんやカフェ、レストランなど貸し切りで食べて飲んでしながら音楽ライブを楽しんでいただくイベントを開催していたComodeとしても、このコロナの期間に配信をはじめた口なので初心者ではありますが、みなさんの参考になればと思い、配信セッティングを公開します。


Comode”Online”ライブパーティーとは?

まずは、「Comode”Online”ライブパーティー」とはどんなものなのか?
リアルで開催している「Comodeライブパーティー」のオンライン版という位置づけで…

  • 事前に収録したライブ動画
  • 出演者の生トーク

を交互に配信するという疑似ライブ配信?のようなものを、YouTube Liveで配信したものです。
実際に配信した動画はこちら(9分22秒くらいから配信スタートしてます)です↓


配信セッティング

まだ配信内容自体も試行錯誤の段階のため、コスト抑えつつ(ビデオスイッチャーは購入しないと決めて!)、 可能な限り手持ちの機材(どうしても必要なものは購入しましたが)で配信してみようということで、効率の悪い?逆に複雑なセッティングになっているところがあるかもしれませんが、少しでもみなさんの配信のヒントになればと思い公開することにしました。

下記の資料は、自分がセッティングするときに参考にするためだけに作成したものなので、ちょっとわかりにくいかもしれませんがご了承くださいませ。

※PDF版はこちら

ザックリ説明すると…

1)Zoom(出演者のトーク画面)の映像と音声
2)ライブ動画の映像と音声
3)トーク中のBGMや配信前後に表示する画像

を、配信用のPCに送り(2、3は配信用PC内に用意)、 OBS(Open Broadcaster Software) という無料の配信ソフトを通して、YouTube Liveに送信しました。


いくつかポイント解説

Zoom用PCと、配信(OBS)用PCを分ける

ZoomとOBSを1台のPCで動かすことも可能ですが、さらにライブ動画を再生させたりということを考えると、それだけの映像の処理を1台で同時にこなすことで、PCに高い負荷がかかり、配信映像がカクカクするなどの影響が出る可能性があります。
そのため、Zoomは別PCにして、ビデオキャプチャで配信用PCに送りました。

Zoomホスト松井の声は2台のPCに送る

Zoomの映像と音声をビデオキャプチャを介して配信用PCに送っていますが、そこにはホスト松井の声は含まれません(※Zoomの相手にはホスト松井の声は届いていますが、配信用PCに送っている音声には松井以外の声しか含まれていまません)。
そのため、マイクで拾ったホスト松井の声を、2台のオーディオインターフェイスを使って2台のPCにそれぞれ送りました。

3系統の音声をモニターできるようにする

1)Zoomの音声
動画配信中は、Zoomのトークの音声はYouTube Liveには送らないため、OBSのモニター出力音声にZoomの音声が出力されてきません。
動画配信中に出演者と打ち合わせなどする際にこのZoomの音声をモニターします。

2)OBSのモニター出力音声
OBSの設定によってはその通りではありませんが、基本的にはここで聞こえる音声(音量バランスなど)がそのままYouTube Liveに送られます。

3)YouTube Liveの音声
実際にYouTube Liveで配信されている音声(遅れがあります)です。
実際にYouTube Liveで配信されているか?の確認、バランス等聴きにくいことがあれば微調整をします。

音量の調整は1~3の順行うのがよいと思います。
Zoomの全員の声の音量バランス → Zoomと動画、BGM等の音量バランス → 実際に配信されている音量


主な使用機材

▼ ZOOM(ズーム)/ U-22 オーディオインターフェイス

※シンプルでコンパクトなので持ち運びも楽。ライブなどでも使用しています。

サウンドハウスで見る
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ZOOM(ズーム)/ H6 Black ハンディレコーダー

※配信時はオーディオインターフェイスとして使用しました。ライブの収録でも活躍しました。

サウンドハウスで見る
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CLASSIC PRO(クラシックプロ)/ CHD302 HDMIビデオキャプチャー スルーアウト USB3.0接続

※USBカメラとして認識してくれるので、OBSやZoomでも利用しやすいです。

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BEHRINGER(ベリンガー)/ Ultravoice XM8500 ダイナミックマイク

※配信画面にも映り込んでるマイクです。お手頃価格で作りもしっかりしてます。

サウンドハウスで見る
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BEHRINGER(ベリンガー)/ XENYX 1202FX アナログミキサー

※エフェクト(配信では使用しませんでしたが)も内蔵していて入力もたっぷりでコストパフォーマンス抜群です。欲を言えばこのサイズでトラックごとのミュートボタン付いてたら最高なんですけど…。

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CLASSIC PRO(クラシックプロ)/ CPH3000 IVORY

サウンドハウスで見る
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リングライト LEDリングライト 26cm/10インチ

※色味も3種類、明るさも10段階で調整できて画面に映ってる自分の顔色がよくなります。一度使ったら…リングライト無しでは映れない身体になってしまいました。

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avedio links / HDMI 分配器 1入力2出力 4K

※これにAmazon Fire TV Stickを直接つないで、モニターとテレビにYouTube Liveの配信画面を表示させました。

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Amazon / Fire TV Stick – Alexa対応音声認識リモコン(第3世代)付属

※うちにあるのはこれの一つ前のモデルかな。

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何かしら参考になれば幸いでございます!
そしてサウンドハウス様様です!!

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